2014年6月19日木曜日

140615一ノ倉沢衝立岩中央稜

2014.6.15sun
谷川岳一ノ倉沢衝立岩中央稜
メンバー8人
パーティーはfeさん、tkさんと
全ピッチリード

この前週も谷川に入るはずだったが、入ったばかりの梅雨空で中止。
1週間ちょっと降り続いた雨が止み、この土日にちょうど梅雨の晴れ間が重なった。

1年ぶり2回目の一ノ倉沢。
出合からすぐの滝がもう顔を覗かせていて、今回は岸を巻く。

テールリッジから見上げる衝立岩
前回と同じく、知らないルートへの期待感と緊張感が混ざった不思議な気持ちでアプローチをこなす。

4ピッチ目?にロープをのばす先行パーティー

1ピッチ目
同じグループの先行パーティーに遅れをとらないよう、間髪いれずに登攀開始。
あまり難しいところもなく、リラックスしてリッジの棚まで。

2ピッチ目
リッジを回り込んでジメジメしたルンゼ。
出だしのスタンスの頭大の浮石を触らないように少し大股でスタート。
シーズン初めでまだ浮石が多いと聞き、気を引き締めた。
易しいが濡れていて気持ち悪いルンゼだった。

3ピッチ目
リッジをトラバースし直上。
トラバースしすぎるとプロテクションが無くなるから気をつけるよう言われた。
トラバース自体は短く、リッジを回り込んだらすぐ直上開始。
乾いて快適なフェースを日を浴びながら気持ちよく登る。

4ピッチ目
真ん中あたり、後半の核心まえでもピッチが切れるようだ。
核心前で先行パーティのフォローが石を動かしてしまうも足で止めてくれた。
真下にいたので止めてくれなかったら危なかった。
先行者の動向に気を配る注意力と落石に巻き込まれないようなライン取りが必要。
近すぎた。
核心はプロテクションが多く確認できるチムニーをいく。
少し焦るも、なんとかスタティックに通過。

5ピッチ目
また日の当たらないルンゼ。
やっぱりジメジメ。
ピナクル横まで登る。

6ピッチ目
ピナクルから明るいフェースに顔を出し、きれいに割れたクラックに無駄にジャムを決めたり、固く乾いた岩を楽しく登る。
景色もとてもきれいで高度感を感じられる一番気持ちいいピッチだ。

7ピッチ目
大岩まで。
大岩横に50mいっぱいでアンカーをとった。

8ピッチ目
ブッシュが多くなる。

9ピッチ目
右の浮石の多い凹角に入り終了点。

帰りは北稜の下降。
衝立前沢が一番悪い。

一ノ倉沢の雪渓に戻る。
衝立岩は朝より少し小さく見えた気がした。

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