2014年7月31日木曜日

140730湯川

2014.7.30 wed
湯川

nkmさんと。

7時半に足利を出発。
10時くらいに到着。
天気もよくて赤岳が良く見えた。

まずはコークスクリュー
リードに挑戦するも、体ガチガチで1テン。
何回かTRで練習させてもらい昼過ぎにRP!
よかったー。

次はおとなりのサイコキネシスにロープを回してTRで。
去年は出だしでもう進まなかったけど、今回は何度もテンションかけながらもトップアウト。
下部のフィンガーが厳しくて、上部のフィストより大きいサイズの処理が面白い。
アームバーで処理。
ひざジャムできると聞いたけれど、ひざが大きいのか全然入らなかった。

その後はコークスクリューの左奥のクラックへ。
C5.6番がないのでTRで。
新しくできたラプター?なのかな?
そんな気もするし違う気もする。
始めて触るサイズでこちらも面白かった。
デゲンナーより取り付きやすい印象。
あとはリービを試したり。

最後にコークスクリューでクールダウンして終了。

ガイドさんパーティーが奥のエリアにいるだけで手前のエリアは完全貸切。
とてもよかった。

2014年7月19日土曜日

140717女峰山帝釈山

2014.7.17 thu
女峰山・帝釈山

ハマさん、tkさん、私

前日の谷川岳で帰宅したのが2時。
集合時間が4時。
でも個人的な山行のアクシデントを理由にキャンセルするのは嫌だったので行くことに。
適当に片付け荷造りをして意識を失い、起きたのは集合時間の4時、tkさんの電話だった。
本当すいません。

4時半集合出発。
6時に霧降高原をスタート。
まずは1400段の階段から。
すでに足はだるいし、しんどい。

地獄の階段タイムを終え登山道へ。
実は去年この時期にもソデさんと2人で同ルートで来ていて、その時は終始一面ガスで何も見えなかった。
この日は雨予報だったけど、結果的にパラつく程度でほぼ降らず。
ガスが出てもすぐ切れてくれるので景色を楽しみながら歩けた。
まずは赤薙山へ。

赤薙山を過ぎて、女峰が少し見えた
体調もやっと回復。
やっと山モードに。
シャクナゲの花がちょうど見頃で綺麗だった。

久しぶりの女峰山。
少しガスが出ているものの展望も効くし最高!

帝釈山へのトレイル。
ここの稜線だけ妙にアルプスっぽくて、前から大好きな道。
予定よりも早く女峰に着いたので帝釈山まで行くことに。

専女山から。
こちらから見る女峰もカッコよくてすきだ。

帝釈山山頂から大真名子、小真名子。
男体はずっとガスに隠れていた。
ここでゆっくりお昼を食べて下山。
天気の悪化が心配だったけど崩れず。

ニッコウキスゲ
スキー場跡地にも結構咲いていた。

赤薙山を越えたあたりは少し歩きづらいけれど、森林の綺麗なトレイルから森林限界を少しだけ越えてハイマツのアルプスのような道へ。
変化に富んでいてやっぱりいい道だった。

16時半くらいに下山。
いつものやしおの湯が休館日だったので、熱いお湯の日光温泉で(実は2日分の)汗を流して帰りました。

この日は10時間半。
2日間で28時間半行動。
なかなかハードでしたな。

おしまい

2014年7月18日金曜日

140716一ノ倉沢中央カンテ

2014.7.16 wed
谷川岳一ノ倉沢烏帽子沢奥壁
中央カンテ

nkmさん,sdさん 南稜
tkzさん,私 中央カンテ

体力、判断の正確さと早さ、慎重さ
登攀に求められるのは高グレードを登れる力だけではないことを痛感する。


tkzさんと前夜20時集合、22時すぎにロープウェイ駐車場に到着。
飲みながら山の話を聞き、nkmさんとsdさんを待つ。
2人は0時すぎに到着して1時半就寝。

3時半起きの4時出発。
出合5時。

午後天気が悪くなる予報。
朝はまあまあかな。
テールリッジまで雪渓がつながっていたのでらくらく。

テールリッジ下部
sdさんとnkmさん

中央稜取付きの少し下で準備をして、中央カンテ取付きへ。
sdさんnkmさんとはここで別れる。
この日もう会えなくなるとはこの時は思いもしなかった。

1p目 リード
核心のある奇数ピッチを譲っていただく。
tkzさんとの山は初めてだけど、経験豊富なのは聞いているし安心感がある。
右にずーっとトラバース後、草付きまじりのあまりきもちよくない階段状を登る。
朝一だからか、ちょっと身体がこわばっていた。
少し時間をかけ過ぎたかもしれない。

2p目 フォロー
一段越えてスラブを詰める。
短い。
フォローは時間をかけないよう意識していたけど、どうだったかな。

2p目終了点より

3p目 リード
出だしのバンドが濡れ濡れ。
取れるところに小さいカムを決めながら抜ける。
カンテに出ればそこは天国。
乾いたゆるいカンテを気持ちよく直上する。

3p目終了点より
おとなり中央稜のパーティー
お話できるくらい声が普通に通る。

4p目 フォロー
カンテの続き。
あまり記憶にない。

5p目 リード
ルンゼからⅤ-のチムニー!
キョン連発した記憶あり。
楽しく抜けられた。

6p目 フォロー
最初は左上。
右上しだすところでただ置いてある石が多く、落とさないように注意。
先行者の落石はここからかな。

7p目 リード
Ⅴ(A0)の中央カンテ核心ピッチ。
「フリーでいけるはずだからやってごらん」とtkzさんに背中を押してもらう。
核心1、出だしの小垂壁はガバをつかんで足上げて通過。
核心2、コーナークラック
下部が濡れててそこまでが嫌な感じ。
コーナークラックはレイバックで。
ナッツがよく効くポイントがあったので、安心して越えられた。

7p目終了点より

8p目 フォロー
顕著な凹角を詰める。
ナチプロがないと大きくランナウト。
本来の9p目途中まで50m伸ばす。

8p目を登るtkzさん

9p目 リード
凹角を抜けて左へ抜ける。
ナッツがたくさん使えた。

9p目終了点から
烏帽子岩の真下で大迫力

9p目終了点から南稜方面のルンゼに下降、トラバースで南稜下降点に抜けれるというが、私が初めてということで10pまでやることに。

10p目 フォロー
tkzさんがとても時間をかけていたので何があるんだろうとドキドキする。
烏帽子岩の付け根を回り込むとそこはびっしょりのルンゼ。
浮石だらけ、乾いたところなし、プアプロでフォローなのに一番しんどいピッチになった。
草付の笹を鷲掴みにして一安心。

11p目(おまけ)
草付を詰めて南稜の上の稜線へ


この時点で南稜組はすでに懸垂下降を終えテールリッジへ向かっていた。
追いかけるように南稜下降点への懸垂を開始するが、濃いガスが周りを覆い、雨が降り始める。
このガスでは南稜の下降点を見つけられないとtkzさんが判断し、国境稜線に抜けることに。
この時15時半くらい。
一ノ倉尾根を詰め国境稜線から肩の小屋へ。
天神平からの下降路の確認をさせてもらい、温かいお茶をいただく。
美味しいお茶だった。
19時、肩の小屋を出発。
ガスが一時切れ、みなかみの夜景を眺める。
ガスで上部の岩場が分かりづらいと西黒尾根をさける。
天神尾根下降、スキー場のコース下降でロープウェイの駐車場に着いたのが22時10分。
18時間行動の一日でした。

早く下山することよりも、安全に確実に下山する判断をしていただいたtkzさんに感謝。
自分が2人で下山しようとしたらきっと下降点をみつけられずビバークしていたと思う。

あとは70代でこれだけ歩けるtkzさんの体力。
 判断の早さ正確さといい、強いクライマーとはなんなのかを考えさせられた。

疲れたけどいい山行でした。

2014年7月3日木曜日

140702二子山スーパータジヤン

2014.7.2 wed
二子山スーパータジヤン3P
hgさん、nkmさん、sdさん、私

3P目の傾斜が緩くなりだしたところから。


今回はnkmさんとスーパータジヤン。
hgさん、sdさんで中央稜。

1P目10dリード
要所要所にバランシーなムーブがちりばめられている。
終了点まで行くものの、2P目開始点までどう上がるのかいまいちわからず。
正面のチムニーは行けそうだけどランナウトするから行きたくないし、右から巻くのはロープなしでいける感じではないし。
いつものビビリで大分時間を使い、結局隣の拡散する内宇宙に合流して上がることに。
が、ここでまさかの1テン。
痛恨のホールドの見落としと手順間違い。

2P目10cフォロー

出だしが少し濡れていた。
必要なところに必要なホールドがある感じで気持ちいい。
景色が一気に開ける感じがいい!

3P目10aリード
中央稜3P目終了点のテラスまで。
気持ちのいい高度感とホールドだった。

1P目終了点と2P目出だしのブランクは一体なんなんでしょう。
あの1回のテンションが悔しい。

その後、祠エリアのごんべえOSトライ。
濡れのある下部をなんとかこなして、終了点手前の核心までいくものの、小さなアンダーを見逃してフォール。
とりあえずトップアウトだけして退散。
なんだかホールドの見逃しが悔やまれる一日になってしまった。
秋の乾いている時期にまたやろう。

帰りに弓状エリアを偵察。
濡れ濡れでダメ。
いくつかのやりたい課題を見ながら、秋までにしっかり実力をつけようと思った。